2007年09月25日

著作物されど著作物(1)

 JAZZといえば、ある一つの著作物(作曲した楽曲)に対し、どのような演奏や即興を行っているかで楽しむものですが、実はスタンダード・ナンバーとされるJAZZミュージシャンが演奏するもののほとんどには、法律上では楽曲の使用において著作権に引っかかるものが多くあります。

 音楽市場のシェアは小さくても、JAZZが好きな人々にとっては、これは痛いところです。なぜなら、JAZZは楽曲を楽しむのではなく、馴染みの作品の発想の違いや即興演奏を楽しむものだからです。

 実のところ、JAZZ市場では、新しいオリジナルの楽曲より、馴染みのスタンダード楽曲を演奏するほうがニーズに沿っています。

 だから、戦後より右肩上がりの経済成長期にあったキャバレー全盛期時代で精力的に活動していた大御所たち(長老)は、JAZZフリークの楽しみを奪うものとして、利益が還元されない分敵視したいたその気持ちはわからないわけでもない自分です。

 されど、世の中は多種多様でさまざまな立場にある人々が集まっているわけなので、自分はあくまでも中立的立場にありたいと思います。

 なぜなら、楽曲の著作物と演奏の著作物は、物理上、別のものと自分は認識しているからで、自分はこの両方の立場を経験しているからです。

 いわば、「著作物―されど著作物」です。

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2007年09月17日

著作権物に関する自身の考え方

 自分がこれまでDTMで製作してきた音楽ファイルの一部をざっとUpdeteしているので、連日、引き続いて、著作権物に関する問題を考えて行きたいと思います。

 つまり、他者が作った楽曲に対する著作権使用料を「払いたくない」といっているわけでなく、一Jazz系ミュージシャン(分類:打ち込みを楽器とした無名プレイヤー)として、中立的な立場でありたいと考えています。

 著作権物に関する物事の考え方は、地元でひっそりと活動しているJazz系ミュージシャンやスタジオ・ミュージシャンなどの〔現場で実際に活動する「地」のミュージシャン〕と、歌手・タレントなど、事務所と契約している芸能を市場にした〔芸能関係者〕と、それを企業のコンテンツに利益を得ている〔業界側〕とでは、それぞれ大きく変わってくるのは、容易に導き出される解です。

 自分の立場はと言えば、セミプロを辞めてしまっても今でも前者の立場で、現在は完全非営利目的で、Jazz系ミュージシャン(分類:打ち込みを楽器とした無名プレイヤー)として趣味の範囲内で、活動範囲は(実験を含む)とても狭い範囲内で活動しています。

 自分は物心ついた頃からJazz Pleyしたかった人間なので、まずは楽器から入り、楽器演奏の練習を続けては、自分の好きな楽曲をプレイして楽しんだり、ある程度実力がつけばメンバーを探してバンドを組んで演奏を楽しんだりしてきました。そして、通っていたジャズ・スポットでのある切っ掛けから、実際に(子供の頃からの夢を実現するに)地元のJazzミュージシャンの弟子入りをして地元のJazz界でセミプロで活動していましたし、辞めた後は、地元の劇団サークルのサウンドトラック製作や音響担当もしたこともあります。

 現在は(趣味の範囲内で)DTMコンピューターソフトでプログラミングして Jazz Play ていますが、当然、他者の楽曲のプレイも楽曲の自作経験もありますから、これまでの経歴上、一通りのことは経験しています。

 Jazz界といえば、最低限 Standard Number 演奏できなければ、認められませんし、プレイヤーの人口が少ないので、先輩・師匠・大御所の経緯からあらゆるジャンルの演奏を求められます。ボーカルだって、Jazz界の常識で〔花形〕とは断言されていても、実際は楽器の一部で、楽器奏者と何一つ変わりません。だから、スキャットなるボーカル技法が存在します。ただボーカルの場合は、バックを背負って観客と演奏者たちを繋ぐ接着剤のようなものに当たるので、その意味ではピアノの役目によく似ています。

 Jazz界といえば、必ず Standard Number が付きまといます。しかし、Jazz ミュージシャンと言えば、〔好きなもの〕でなければ自主的に演奏しませんし、演奏する時は〔敬意を示す〕に出来るだけ最高の演奏をしようと勤めます。

 だから、他者の楽曲を他者が演奏したものを聴いた場合、その演奏にはどんな想いで演奏したのかを楽しみ、最高の演奏に対しては賞賛しエールを送ります。いわば、音で交流し会話するようなもので、同じプレイヤーとして互いを尊重しながら、共通の音楽で〔音〕で交流を深めながら楽しみます。

 だから、1cho以降は全て即興演奏で、1cho目はまずは慣らしを楽しんで、2choからは即興演奏を掛け合いしながら楽しみます。ですから、Jazz の旨味は、メインの楽曲のメロディーではなく、この即興演奏です。

 ですから、同じ楽曲で同じ演奏者でも、演奏毎、演奏が違ってきます。それは〔ナマモノ〕と同等であるので、演奏者も聴き手も〔それ〕(即ち、リズムやテンポの相違の旨味、主に即興演奏の旨味、そして掛け合いの旨味)を楽しみます。

 Jazzとはそんな特殊な世界であるので、著作権物に関する考え方は、一般的なものとは大きく異なります。

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2007年09月16日

著作権物やJASRACに関連する整理

 自分がこれまでDTMで製作してきた音楽ファイルの一部をざっとUpdeteしたので、ここで著作権物やJASRACに関連する話を整理していこうと思います。

 というのは、自分がこれまでDTMで製作してきた音楽ファイルを公開するにあたって、今後のことも兼ねて、JASRACで調べたわけなんですが、市場のリサーチもせずに自身や企業の利益を上げようといった方法で行なわれているので、まず、著作権物についての物理ベース上の整理がまったく出来ていません。

 何故なら、現在はミュージシャンのニューズを満たすだけのDTMコンピューター製作ソフトの技術が向上しているので、それまで生の音しか興味がなかったミュージシャンも、中程度の楽器の価格ぐらいで購入できるので移行する人が年々増えてきていますし、Webコンテンツの反映によって知名度も上がっているため、DTMコンピューター製作ソフトのユーザーが確実に増えてきています。

 Webコンテンツの向上やDTMコンピューターソフトの技術の向上で、より活動しやすい環境であるために、ミュージシャンの活動が10年前より広がる可能性がことは検索してちょっと調べれば、想定できる範囲内です。

 また、これとは反対に、ここ数年は楽器メーカー外の企業が安値のコンピューター音楽製作ソフトを販売しているので、それまで楽器を扱ったことがないような初心者でも簡単に作れるような環境下ですから、フリー素材や営利目的で著作権物を乱用される可能性が高くなるだけではなく、小遣い程度で簡単に手に入るほどの安値で製作ソフトが手に入ることからそれで音楽制作活動をする人も増える可能性が高くなることも、想定できる範囲内です。

 これらは、日常生活の範囲内で入手できる情報ですし、一般常識の範囲内で想定できるもので、そう難しい話ではありません。

 従って、それぞれ用途に合わせて、的確に対応出来るだけの規定の設定が必要になってくるのですが、ことインタラクティブ配信に関しては、ことJASRACについては、税金や年金と同じく徴収することしか頭にないようで、ユーザーの著作権管理のための会員を募って資金を得ることは考えても、実際の管理の仕事は行わずに、法律を盾にして徴収しようと行動しているだけに、実際は大多数が漏れてしまっている分、受益者負担として取れるものも取れず終いとなっており、共存しつつ拡大できるのも拡大できないままになっています。

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posted by crossover at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 著作権について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

著作物の物理事情を知らないのは困るね…

 自分がこれまでDTMで製作してきた音楽ファイルの一部をざっとUpdeteしたので、ここで著作権やJASRACに関連する話を挙げていこうと思います。

 というのは、自分がこれまでDTMで製作してきた音楽ファイルを公開するにあたって、今後のことも兼ねて、JASRACで調べたわけなんですが、いよいよ酷くなりましたね…。調べれば調べるほど企業寄りで、やっていることは滅茶苦茶です。

 まず、著作権物についての物理ベース上の整理がまったく出来ていませんね…。インタラクティブ配信に関しては、呆れるほど酷いものです。

 少なくとも、DTM で Jazzナンバーを製作した著作物によるインタラクティブ配信には金にならないので眼中ないのでしょう。

 海外の楽曲も管理していると示しつつ、手続きが必要といっておきながら、いざ、手続きの段階で「海外の楽曲を含む」を選択すると、海外の楽曲は受け付けられない状態でした(笑

 それも、直接管理下にある海外でやってくれとのことです。実際のところは、管理しているといいつつ、直接の楽曲の使用料についてはノータッチ状態と、まるで、どこぞの官僚・公務員並。(詐欺やん

 その上、海外には支出したくないので配信の回数がないと受け付けられない、なんていってのけていますが、つまりは、管理していると言いつつ仕事はぜず、自身の腹を痛めずに、日本の音楽産業界が守れればいいって話で、これって、やっていることは悪質なユーザーとやっていることは同じです。

 NHKか、己は…


 少なくとも、こちらは至って中立的に、真面目に対応しようとしていただけに、どうでもよくなりました。

 おそらく、マクロ運営しかやっていないでしょう。

 健全なユーザーをバカにしています。


 というか、経済効果を上げる効果的で合理的なやり方があるのに、著作物の物理事情を知らないのは困るね…。

 直接大きな利益にならないように見えるユーザーの自演作インタラクティブ配信者や無名ミュージシャンのことは眼中にないってぐらいに、資金を得ることばかり考えているようですが、これじゃ税金を無駄に使うだけ使って増税することしか考えていない政治家と同じやないか。
posted by crossover at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 著作権について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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